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14年目の菅首相実現に感慨ひとしお

2010.07.09

小選挙区制が導入された1996年秋の衆議院総選挙に、当時42歳だった私は、愛知第4区で初めて立候補した。そのときの唯一の公約は「菅直人を首班指名する」というものだった。結成したばかりの民主党の代表は鳩山さんと菅さんの二人。巨大な橋本・自民党と、野党第1党の小沢・新進党にはさまれて、菅首相実現のリアリティはなかったが、私には「政権選択選挙とはかくあるべし」、「自民党に代わる政権の首相候補は、菅直人以外にない」という強い確信があった。
それから14年。私も落選を経験して今は県議として11年目。菅さんも3度目の民主党代表で、とうとう首相の座に就いた。参議院選挙遊説で名古屋を訪れた菅さんにお会いして、私の感慨もひとしおだった。
鳩山さんは理念の人。「友愛」を高らかに掲げ、愚直に自らの思いを語り続けた。
それに対し菅さんは理論の人。「最小不幸社会」、「第3の道」は、世界のさまざまな国のかたちについて考え抜き、日本にふさわしい道としてたどり着いた結論だ。「強い経済」「強い財政」「強い社会保障」の3つの関係も、これまでの自民党政治が必然的に陥った「負のスパイラル」に対する、見事な構造を描いて見せた。
この理論のキーワードは「雇用」である。すべての人に人間的な仕事の場を保障すること、「失業ゼロ=完全雇用」こそが、経済社会に好循環をもたらすカギなのだ。あたりまえだが本当だと、つくづく思う。菅直人内閣がんばれ!