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県立大学の授業料53万は高い!

2005.03.18

国立大学がすべて独立法人化し、この4月から授業料がまた値上げされ た。文部科学省が標準学を3%上げたためで、決定の独自性が付与されたはずなのに、下がるところは一つもない。県立大学も法人化の方向を知事が明言し、国 立大同様、授業料値上げが決まった。年間53万5800円である。法人化すれば、当然独立採算制が強まり、更なる値上げを招く恐れは強い。県立大学は地元 から通学する学生にとって、良質で授業料格安の大学として貴重な存在だったはずだが、負担面でのメリットはどんどん希薄になっていく。これでいいのだろうか。
私が大学に通ったころ(30年ほど前)、国公立大学の授業料は年3万6千円だった。当時から物価が3~4倍となったのに比べて、10数倍というのは異常 な上がり方である。大学進学率が4割で頭打ちとなり、少子化が進んだこととも無関係ではない。2人、3人の子どもを大学に進ませることは普通の家計にとっ て、過重な負担となっている。
財政難が続き、更なる行革が求められる中、県の支出を増やすためには相当の理由が要る。私学を含め、大学間競争の激化は避けられず、公立大学ならではの個性と存在意義をはっきりさせなければならない。皆さんはどんな県立大学を望むのだろうか?