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活動報告

愛知万博10周年に思う

2015.10.07

愛知万博から10周年を迎え、モリコロパークなどで様々な行事が行われている。「自然の叡智」をテーマに、内外から2200万人の入場者で大成功を収めた万博は、「環境先進県・愛知」への大きな転換点となった。1999年に県議会に初当選した私にとって「海上の森」からの会場変更問題を含めて、愛知万博をいかに環境万博として成功させるかが最大のテーマであったことを、昨日のように思い出す。

 

1994年、広範な自然保護運動の反対を押し切って長良川河口堰が完成。1997年、国際的に画期的なCO2削減を取り決めた京都議定書が採択。1999年、名古屋市のごみ減量への大転換を促した藤前干潟の埋め立て中止。日本一の産業県として発展を続けてきたこの地域が地球環境問題に直面してきた流れの中に、2005年の愛知万博があった。

 

この9月議会で私の質問したテーマは3つ。廃てんぷら油から軽油に代わる燃料を作り出すなどのバイオマス利用の推進。〝静かな時限爆弾“といわれるアスベストの大気中への飛散防止問題。県に390億円もの無駄な支出を強いる「木曽川水系連絡導水路」をめぐる裁判。いずれも、前述した90年代からの環境問題にかかわる愛知県の重大課題だ。

 

長良川河口堰の開門調査について検討会議を設置した大村知事のもとでありながら、現在の愛知県政は、私が提起したこれらの課題に十分な対応をしているとは言い難い。「コンクリートから人へ」「命を守る政治」を掲げた民主党の使命として、これからも取り組みを続けていきたい。