アイヌの歴史や文化を学び体験できる唯一のナショナルパークだ。
何世紀も前から大和政権から「蝦夷」「蝦夷」などと呼ばれ迫害と略奪を受けてきたアイヌを、先住民族としてその権利や尊厳を日本政府が認めたのは、やっと21世紀になってからのことだった。
アイヌの人々の自然と共に生きる知恵や技術、意匠には実に味わい深いものがある。
人気の「ゴールデンカムイ」にも描かれて若い人々にも関心が広がるという。
新千歳空港から車でわずか1時間、北海道の大自然に抱かれた広大なウポポイを、この夏にゆっくり訪れることをおススメしたい。
特に「日本人ファースト」などど偏狭なナショナリズムを叫ぶ人々に。