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名古屋港管理組合議会の副議長に就任しました

2021年6月16日

日本最大の港・名古屋港は、愛知県と名古屋市で作る一部事務組合「名古屋港管理組合」のよって運営されています。その議会も愛知県議、名古屋市議各15名の計30議員で構成。今年度私は、その副議長に選ばれました。議長の加藤一登市議とともに重責を担います。
その存在は地味ですが、名古屋港の大きさと重要性には改めて瞠目すべきものがあります。港湾区域は8000haを超え、自動車111万台の自動車など貨物量1億7000万トン、貿易収益額7兆円のいずれもダントツの日本一。それも連続20年以上続くという「物流の王者」。年間予算500億円、600人の職員を抱える大所帯の自治体で、市民に人気の水族館やゴルフ場もあります。
その議会が本年度、次世代エネルギー推進特別委を設置して、水素、アンモニアなど次世代エネルギーを大胆に利活用して脱炭素社会の拠点としての港づくりを目指す方針を打ち出しました。今年3月に発表されたカーボンニュートラルポート(CNP)検討報告書(中部電力や、東邦ガス、日本製鉄、トヨタ自動車、出光興産など16社)によると、CO2排出量の6割以上を占める製油所や発電所、製鉄所そして、大量の大型トレーラーなどがひしめく名古屋港が排出するCO2は年間2880万トン、水素需要のポテンシャルは年230万トンと試算。
はたして前者をどこまで減らし、後者をどこまで増やせるのか。「脱炭素」の本気度が試される、名古屋港の偉大な挑戦です。

本会議就任挨拶

副議長席にて

名刺交換(河村市長と)

名古屋港水族館でベルーガと

名古屋港陸側から

名古屋港海側から